日本パレットレンタル(JPR)は10月29日、中高生を対象とした「キャリア教育推進のための企業訪問学習」の受け入れを初めて実施したと発表した。
受け入れたのは、10月2日に立教新座高等学校の2年生5人、10月9日に木更津市立畑沢中学校の2年生5人。
ふだん意識することのない「物流」と、その効率化に欠かせない「パレット」の役割を学び、職業観や勤労観を育むことで未来の自分を考えてもらう機会とした。
プログラムでは、JPRの事業内容と仕事、パレットの重要性について座学で理解を深め、「もしもこの世界からパレットがなくなったら」をテーマにグループワークを実施。
「パレットがないと荷物を積むのが大変になるのでは」「そうすると商品が私たちに届きにくくなる」など具体的な問題点を話し合い、物流の現場で働く意義や、JPRのレンタルパレット事業が社会に与える影響について意見交換した。
生徒たちからは、「ここで話を聞く前は、物流は遠いイメージだったが、とても身近に感じ『ありがとう』と思った」「パレットの話を聞き、もっと物流について知りたいと思った」などの感想があったという。
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