スズケンが11月13日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、「2024年問題」を踏まえた取り組みが紹介されている。
それによると、2024年4月より、埼玉県草加市に、最新のロボット技術を駆使した自動化・省人化を実現する卸物流拠点に、製造業務受託・メーカー物流エリアを併設した、業界初のコンセプトを持つ「首都圏物流センター」を構築し、本稼働している。
加えて、2025年5月に中部圏をカバーする新たな物流拠点「中部圏物流センター(仮称)」の構築に向け、愛知県春日井市との間で物流センター用地の売買仮契約(2027年10月着工予定)を締結した。
今後、「首都圏」「中部圏」両センターをはじめとする同社グループの物流網を最大活用し、自動化による効率化をはじめ、輸配送コストの低減、GDP基準に準拠した品質面、CO2排出量の削減などの環境面、災害時におけるBCP対応のより一層の強化など、さまざまな効果の実現を目指しているとしている。
スズケン/本社各部署日本橋箱崎へ、物流機能統合でスマートロジ実現へ