DHLジャパンは12月17日、対面支払いの方法として新たに「楽天ペイ」によるキャッシュレス決済を導入したと発表した。
これにより、輸送費や国際輸送に付随する各種支払いを、クレジットカードや交通系ICカードなどで行うことが可能になった。
利用可能になるのは、クレジットカード主要7ブランド、電子マネー14ブランド、スマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」の各種キャッシュレス決済サービスで、都内や日本各地でのトライアル運用を経て徐々に運用を開始し、12月中旬から全国提供する。
宅配業界では、集配時の決済は現金が主流で、キャッシュレス決済は一般的でなかったが、顧客の利便性向上に加え、現金のやり取りを不要とすることでスタッフの作業性の向上にも役立つ。また、QRコード決済を使えばコロナ禍での非接触対応も可能なため、導入を決めた。
DHLジャパンのトニー カーン社長は「顧客の利便性向上のために、いち早くキャッシュレス決済の導入を決めた。顧客に多くの選択肢を提供し満足してもらうことは、顧客のファーストチョイス(1番に選ばれるサービス)となることでもあり、DHLが重要視している取り組みだ。決済サービスの多様化をきっかけに、DHLのスピードと利便性をビジネスや生活の場面で体験して欲しい」とコメントした。
DHLジャパン/DHL Express、2025年1月1日より平均6.9%値上げ