ギークプラスは12月17日、AI物流ロボットの国内シェアで2018・2019年と2年連続のトップシェアを達成したと発表した。
国内販売数量・金額で2018年は5割、2019年は7割のシェアを獲得し、販売台数も約1.5倍に増加した。
AI物流ロボットは、人口減少や少子高齢化に伴う労働力不足の深刻化に加え、コロナ禍での「巣ごもり消費」の増加によるEC・通販利用の増加、運輸・倉庫業界でのコスト削減によって需要が拡大。富士経済の「次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望2020」<次世代物流ビジネス・システム市場規模推移> (日系グローバル市場)によると、2020年に約5798億円を見込む次世代物流市場は2025年には約9442億円まで伸長が想定されており、今後も成長が見込まれている。
ギークプラスでは、棚移動型ロボットシステムのほかにも、パレットやオリコン搬送ができるムービングシステム、商品の無人自動仕分けを行うソーティングシステム、自動運転のフォークリフトなどの製品を取り扱っており、あらゆる顧客のニーズに対応するため製品開発を進めているとしている。
ギークプラス/アイオイ・システムとプロジェクションピッキング提供