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ブリヂストン/日野の小型BEVトラック新車装着用タイヤに採用

2022年07月01日/IT・機器

ブリヂストンは7月1日、日野自動車が6月28日に発売した、物流現場での使い勝手を追求した超低床・ウォークスルーの小型BEVトラック「日野デュトロ Z(ズィー) EV」の新車装着用タイヤとして、「DURAVIS(デュラビス)R207A」を納入すると発表した。

<納入する新車装着用タイヤ「DURAVIS R207A」>
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<小型BEVトラック「日野デュトロ Z EV」>
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「日野デュトロ Z EV」は、「物流のラストワンマイル」の現場でドライバー不足や荷役作業等の配達業務の身体的負荷、荷物の増加や多様化への対応などの課題を解決するために、物流現場における使い勝手とカーボンフリーを高次元で両立した日野自動車初の小型BEVトラック。

<ENLITEN」が採用されていることを示す「ENLITEN」マーク>
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「DURAVIS R207A」は、EVへの装着に最適な革新的タイヤ基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)を、小型トラック用タイヤに初めて採用。タイヤの環境性能と運動性能を両立する「ENLITEN」技術を基盤に、最新のトレッドゴムとパタン、構造技術を採用することで、転がり抵抗低減と軽量化、耐摩耗性能を高い次元で両立するなど、顧客の使用条件に合わせた価値の最大化を実現した。

これにより、「日野デュトロ Z EV」の航続距離を伸長し、「物流のラストワンマイル」におけるカーボンニュートラル化と省資源化による環境負荷低減、充電とタイヤ交換の頻度削減による生産性向上など、社会価値と顧客価値の両立に貢献する。

ブリヂストングループでは、「ENLITEN」を「EV時代の新たなプレミアム」として位置付けており、今後は、タイヤ技術としてのみならず、「ENLITENビジネス戦略」として、商品、ビジネスモデルに価値を拡大。同戦略を通じて、ビジネス成長と環境負荷の低減、顧客の使用条件に合わせカスタマイズしたタイヤ性能の向上とバリューチェーン全体の効率化による生産性・経済性の向上など二律背反の価値を同時に創出し、社会価値・顧客価値を最大化していくとしている。

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