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DNP、王子物流ほか/異業種混載輸送で年間トラック60台分削減へ

2025年05月14日/3PL・物流企業

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DNPロジスティクスは5月14日、王子ネピア、王子物流との「異業種混載輸送」を2025年5月中旬に開始すると発表した。

<混載による2段積輸送のイメージ>
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3社は2024年12月より、両グループの製品を1台のトラックで同時に運ぶ「異業種混載輸送」の実証実験を福島県―東京都間で実施してきた。実験の結果、従来と比較して年間で輸送トラックを約60台、CO2排出量を約50%削減できる見込みとなったため、今回「異業種混載輸送」を本格的に開始する。

福島県の工場より東京の各拠点へ向け、王子ネピアからは大人用紙おむつ、DNPからは包装資材を輸送する。

異業種混載輸送を実施するにあたり、荷物の積み方を「1段積」から「2段積」に変更。積載物の重量制限の中で、積載量を16パレットから最大32パレットまで拡大できたことで、混載輸送を可能にしている。また、積荷の順番も降ろす先の倉庫の順番を考慮したものとし、より効率的な混載輸送を実現する。

今後3社は異業種混載輸送の取り組みを通じ、CO2排出量の削減や物流の人材不足などの課題解決につなげるほか、この取り組みを他の業種・エリアに拡大することも検討していく考えだ。

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