デカルト・データマインは7月14日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)2025年6月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2025年6月>
データよると、6月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は、前年比9%減の154万TEUとなり、5月に続き前年同月を下回ったが、1-6月累計は3.9%%増(985万TEU)だった。
1位の中国発は前月比4%増と5月急落から若干戻したが、前年比24%減と米国関税の影響は続いている。
2位のベトナム発は前年比58%増、前月比12%増、1-6月累計前年比36%増と二桁増を続けている。
米国輸入世界発合計は、前年比4%減、前月比3%増の223万TEUとなったが、1-6月累計では前年比4%増の1388万TEUとなった。
品目別では、家具類(HS 94)が前年比12.4%減、プラスチック(HS 39)が5.3%減、機械類(HS 84)が15.2%減、電子電機(HS 85)が10.0%減、自動車関連(HS 87)が21.9%減などとなっている。
上位10品目合計では前月から2.8%増、前年比では10.3%減だった。
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