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アジア発米国向け海上コンテナ輸送/3月の輸送量13%増

2025年04月14日/調査・統計

デカルト・データマインは4月14日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)2025年3月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2025年3月>
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データによると、3月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は、19か月連続で前年同月を上回り13%増の165万TEUとなった。

1~3月の累計も11%増の511万TEUとなった。一方、前月比では0.4%増の横ばいで、これは1位の中国発が11%減と、2~3月に発動されたトランプ政権の米国輸入関税(20%)の影響があったとみられる動きになっている。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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米国輸入世界合計では、前年比12%増の283万TEUとなり、2021年・2022年の同月に次ぐ増勢を示した。

<主要品目の動き>
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品目別では、家具類(HS94)が前年比15.6%増、機械類(HS84)が12.3%増、プラスチック(HS39)が19.8%増と拡大。電子電機(HS85)は1.9%減、自動車関連(HS87)は0.5%増と横ばいだった。

上位10品目合計では前月から1.0%増、前年比では11.5%増となった。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 南石正和
TEL:090-5868-8377
URL:https://www.datamyne.ne.jp/
MAIL:mnanseki@datamyne.jp

アジア発米国向け海上コンテナ輸送/2月の輸送量8%増

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