デカルト・データマインは4月14日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)2025年3月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2025年3月>
データによると、3月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は、19か月連続で前年同月を上回り13%増の165万TEUとなった。
1~3月の累計も11%増の511万TEUとなった。一方、前月比では0.4%増の横ばいで、これは1位の中国発が11%減と、2~3月に発動されたトランプ政権の米国輸入関税(20%)の影響があったとみられる動きになっている。
米国輸入世界合計では、前年比12%増の283万TEUとなり、2021年・2022年の同月に次ぐ増勢を示した。
品目別では、家具類(HS94)が前年比15.6%増、機械類(HS84)が12.3%増、プラスチック(HS39)が19.8%増と拡大。電子電機(HS85)は1.9%減、自動車関連(HS87)は0.5%増と横ばいだった。
上位10品目合計では前月から1.0%増、前年比では11.5%増となった。
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