平田運輸は7月24日、加西市地域活性化拠点施設soraかさいと共催で、産業ツーリズム「巨大木造建築見学ツアー」を開いた。
会場は、2025年末の完成を目指して建設している新拠点「KASAI SUSTAINABLE BASE」の工事現場。
雨水の再利用や兵庫県産材を活用した環境配慮型の物流拠点で、無柱工法を採用した木造倉庫の寸法は横幅約78m、奥行約25m、高さ約12m、また建物のひさしは約8mとなる。
ツアーは解説付きで行い、建築士が、環境負荷を抑えつつ強度と美しさを両立させた工法・設計について説明した。
また平田運輸からは、「環境にやさしく、地域に根ざし、次世代につながる物流の拠点を目指す」というコンセプトを伝えた。
当日は建築関係者や環境意識の高い企業などが参加し、交流。平田運輸は今後も、こうした見学会を行う予定で、環境に配慮した持続可能な物流の実現に取り組みたいとしている。
平田運輸/運送事業者初の「兵庫県環境にやさしい事業者賞」受賞