医療機関向けの物資供給事業等を手がけるメディエントランスをはじめPhoxter、伊東電機、PALで構成する医療関連物流効率化協議会は8月22日、経済産業省が推進する令和6年度補正予算「持続可能な物流を支える物流効率化実証事業」に採択されたと発表した。
補助金は「物流2024年問題」に対応し、持続可能な物流体制を構築することを目的としている。実証では次世代型の医療物流センターを構築し、AGV(無人搬送車)やコンベヤ設備の導入により、倉庫内作業の効率化と配送トラックの待機時間削減の両立を目指す。
メディエントランスは既に自動倉庫を構築し、医療現場への安定供給体制を整えており、今回の補助事業ではAGV(無人搬送車)やコンベヤ設備の追加導入を通じて、さらなる作業効率化を図る。
また2024年問題を見据えた配送トラックの待機時間削減や、省人化・持続可能性の向上にも取り組むとしている。
四恩システム/椿本チエインと開発連携した牽引型AGVを販売開始