デカルト・データマインは8月25日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の7月分統計データを発表した。
データによると、7月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は6万2988TEUと前年から12.2%増加。4月から3か月連続マイナスから、二桁増へと転じた。
第3国へのトランシップ貨物は2万4828TEUで、前年比45.4%増(韓国53.5%増、中国54.6%増、台湾21.7%増、シンガポール62.1%減)。TS率は39.4%と、前年より9ポイント上昇となった。
日本発母船積みベースでは前年比2.4%減の3万8218TEU。大阪港では155.8%増と増加幅が大きく、名古屋港、神戸港、清水港も増加となった。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比16.9%増、自動車関連が1.2%減、プラスチック類が14.6%増、タイヤを含むゴム類が11.5%増、電気類が22.0%増などだった。
■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 清水邦彦
TEL:090-6509-2632
URL:https://www.datamyne.ne.jp/
メール:kshimizu@datamyne.jp