アルフレッサと大阪府は1月16日、南海トラフ地震などの大規模災害に備え、医療提供体制強化のため「災害支援コンテナファーマシー」の運用に関する協定を締結する。
「コンテナファーマシー」とは、貨物用コンテナを改造し、調剤設備などを搭載したもの。日本各地で豪雨や地震などの災害が頻発していることから、医薬品供給の途絶リスクを考え2023年、開発した。
主な設備は自動分割分包機や錠剤棚のほか簡易ベッド、空調機器、照明、水タンク、発電機などで、トラックでけん引することで移動ができるのが特長だ。
そもそもコンテナは強固で重さがあるため強風に強く、防犯性にも優れ、内部の設備や物資を守ることができる。
またコンテナ1基に多くの物資を搭載可能なため、医薬品などをより多く災害現場へ輸送するとともに、派遣先でライフラインが復旧した場合には、搭載している発電機や水タンクを使い、電源コンセントや水道を接続し長期の支援活動もできるという。
協定により、災害発生時には、大阪府からの要請に基づき、アルフレッサが医薬品を充填したコンテナファーマシーを救護所などに輸送・設置。
設置後は、災害救助法が適用された地域で発行される「災害処方箋」にも対応し、被災者への医療提供活動を支援する。
アルフレッサ大阪物流センターでコンテナファーマシーの維持管理を行うほか、コンテナファーマシーを活用した研修も実施していく。
協定期間は2026年1月16日から2032年3月31日まで。
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