Hacobuは2月20日、生成AIが帳票の内容を「読んで理解」し、必要な情報を抽出するAI-OCRサービス「MOVO Adapter(ムーボ・アダプター)」の提供を開始した。
バラバラな書式の帳票から「配送日」「品名」といった情報を生成AIが自ら判別。既存の基幹システムや倉庫システム、他MOVOシリーズへそのまま取り込める「物流データ」として出力するというもの。
物流業界に根付くアナログ業務を生成AIでデジタル化し、労働力不足の解消とデータに基づく物流改革「Data-Driven Logistics」を加速させる。
<「MOVO Adapter(ムーボ・アダプター)」導入イメージ>

MOVO Adapterは、細かく読み取り位置の指定をしなくても、生成AIが「これは届け先住所」「これは品名」といった意味を理解して情報を抽出できるのが特徴。このため荷主企業ごとにフォーマットが異なる配送依頼書でも、必要な項目を指定するのみでデータ化が可能。手書き文字やFAX特有のかすれ・歪みがある帳票にも対応する。
読み取ったデータは、CSV形式で出力することで配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」など、MOVOシリーズに取り込むことができる。これによりFAXを見ながらシステムに手入力する作業がなくなり、配車や受発注といった後続業務をスムーズに開始できるという。
また、CSV形式で出力することで、既存の基幹システムや倉庫管理システムとも連携可能。読み取った内容やデータはそのまま後続の業務に活用することができる。
Hacobuは、MOVO Adapterを起点に、物流領域におけるアナログ情報のデータ化領域を拡張していく方針だ。
Hacobu/MOVOの三井倉庫ロジスティクス関東事業所での導入事例を公開