ラピュタロボティクスは3月4日、手原産業倉庫が大阪市内に構える大正センターに、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が採用されることが決きまったと発表した。
設置面積3000m2超、テニスコート11面分におよぶ大規模な自動倉庫になるという。
手原産業倉庫によると、20〜30年前に導入したパレット倉庫やケース倉庫といった大型マテハン設備が現場オペレーションに深く組み込まれており、「設備を刷新したくても、出荷を止めるわけにはいかない」というジレンマを抱えていた。
ラピュタASRSならば、既存倉庫の稼働を止めず、段階的に設置・増設できる点が決め手になった。
アンカー工事不要のブロック構造により、現場の形状に合わせて少しずつ導入できるため、日常の出荷業務に影響を与えることなく自動倉庫化を進められると判断した。
<段階導入のイメージ。稼働しながらエリアごとに自動化を拡張する>

初期導入から将来的な拡張までを見据え、3つのフェーズに分けてラピュタASRSを導入していく。
1階・2階に分かれていた在庫を2階に集約し、1階のスペースを新たに活用できる基盤を整備。拠点数を増やすことなく、将来的な荷物増加にも対応できる柔軟な体制をつくる。
荷主ごとに分散管理していた商品を集約することで、在庫管理と出荷業務をスムーズにし、倉庫全体の効率性を高める計画だ。
保管効率は最大2.5倍に向上し、限られたフロア面積の中で垂直空間を有効活用。物流コスト削減につなげたいとしている。
ラピュタロボティクス/浜松倉庫が流通センターに自在型自動倉庫を採用
