NTT東日本ほか/工事用物品を共同輸送、総荷役時間を4割削減

2026年03月26日/SCM・経営

NTT東日本と東京電力パワーグリッド(東京電力PG)は3月26日より、両社の工事用物品を対象とした共同配送を開始した。

<取り組み前後のルートイメージ>
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実施エリアは、千葉県房総エリア(成田市、茂原市、木更津市)で、運搬する工事用物品は変圧器・ルータなど。

NTT東日本の工事用物品をNTT東日本の物流倉庫(埼玉県加須市)から東京電力PGの物流倉庫(千葉県千葉市)まで輸送し、同倉庫にて積み替えを行った後、両社の工事用物品を東京電力PGが混載して配送する。NTT東日本の輸配送をNTTロジスコ、東京電力PGの輸配送を東電物流に委託し、両社が連携して、週1回の頻度で共同配送を実施する。

千葉県房総エリアを先行対象としたのは、NTT東日本の配送ルートが東京電力PGの物流倉庫近辺を通過していることに加え、両社の配送先拠点が地理的に近接しており、共同配送の親和性が高いことが確認されたことによる。

東京電力PGとNTT東日本は、東京ガスネットワークとともに、ガス・電力・通信の社会インフラを支える3社で連携協定を締結しており、今回の共同輸送も、同協定に基づく取り組みの一環として具体化したものだ。

なお、今回の共同配送の開始に先立ち、上記スキームの有効性を確認するため、2025年4月17日、24日、5月15日の3回、実証実験を実施。この結果、1日あたりトラック台数を1台削減、総走行距離を15%減、総走行時間を11%減できたほか、総荷役時間を40%削減できるなどの効果を確認したという。

今後NTT東日本は、この取り組みのスキームを応用して共同配送のエリア拡大、幹線共同輸送や共同倉庫の利用などを検討していく。また、緊急時における車両相互利用など、災害時の連携強化についても並行して検討を行い、対応力のさらなる向上を図るとしている。

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