住友理工は1月15日、インドに設立した産業用ホース事業の製造・販売子会社、Tokai Imperial Hydraulics India(TIH)のニムラナ工場を開所したと発表した。
ニムラナ工場は、インドでは日系初の一貫製造拠点となる。
グループは 2005年にインドに進出。現在、TIHを含め3社4拠点で自動車用品のほか、産業用の高圧ホース製品を生産・供給している。
TIHは、グループの建設機械向け高圧ホースの生産拠点として2011年9月に設立し、2014年より先行してカルナタカ州でアセンブリー(組み立て)製品の生産・販売をスタート。
この間、ラジャスタン州のニムラナ工場でホース単体の生産を行う準備を進め、2015 年8月に量産を開始、このホースを用いた高圧ホースアセンブリー製品を広くインド国内に供給している。
■TIH の概要
名称:Tokai Imperial Hydraulics India Pvt. Ltd.
所在地:SP2 93-95, Japanese Zone, Majrakath, Neemrana, Alwar, Rajasthan, India
事業内容:土木・建設機械向け高圧ホースおよび関連製品の製造・販売
設立:2011年9月
資本金:15億7900万ルピー
出資比率:住友理工 82.9%、Imperial Auto Industries Ltd. 17.1%
従業員数:82人(2015年11月末現在)
工場面積:(ニムラナ工場)
敷地:約6万m2、
建屋:約1万2000m2
投資額:約27億円
売上高:約37億円 (2020年度計画)
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