横浜市港湾局は12月13日、「中遠海運集装箱運輸(COSCO Shipping Lines)」(コスコ)社が、北米航路の横浜寄港サービスを開始すると発表した。
横浜川崎国際港湾(YKIP)と横浜市が昨年4月から積極的に進めてきた基幹航路誘致での、集貨支援事業の成功事例の一つ。
サービス開始に伴い、本年2月末から東南アジアと横浜港を結ぶ新たな海外フィーダー航路も開設されることから、東南アジア~中国~北米間のトランシップ貨物の取り込みによる横浜港のハブ機能の強化が期待される。
■CPNW(北米西岸-北米東岸)サービスの概要
サービス名:CPNW(北米西岸-北米東岸)
運航船社:中遠海運集装箱運輸
(COSCO Shipping Lines)(コスコ)
寄港地:横浜-青島-寧波-上海-釜山-ニューヨーク-ボストン-ノーフォーク-
シンガポール-カイメップ-香港-塩田-上海-寧波-プリンスルパート-バンクーバー-横浜
投入船舶:8500TEU級
運航開始時期:2017年4月(予定)