商船三井は、LNG燃料タグボートの建造契約を金川造船と締結した。
2月に起工し、2019年2月に竣工、同年4月に就航を予定している。
同社が初めて保有するLNG燃料船となる本船は、ヤンマー製のDual Fuelエンジンを搭載し、国内で初めてIGFコード(に準拠し建造する。
本船は、国内のLNG燃料船としては初めて、LNG燃料タンクを船尾側暴露甲板上に設置し、バンカリング及び整備点検時の利便性を高めた。
日本栄船が運航し、2019年4月に大阪湾にて就航を予定している。LNG燃料は、大阪ガスからTruck to Ship方式にて供給する。
商船三井は、大阪ガスとともに、大阪湾で初となる船舶向けのLNG燃料供給体制を構築し、大阪府港湾局が堺泉北港で進めるLNG燃料供給のための施策に協力する。
本船のLNG燃料タンクを着脱可能な構造とすることで、可搬式LNGタンクの着脱によるLNG燃料供給方式の実用化に向けた研究を進める。