日本石油輸送は3月30日、子会社の共栄企業が、加入中の神奈川県貨物自動車厚生年金基金から脱退すると発表した。
今後の年金資産の運用状況等によっては、会社の業績に大きな影響を与える可能性があるため、同基金から脱退することで将来的なリスクを解消し6月末(予定)までに脱退することを申し入れた。
脱退に伴い脱退時特別掛金として、現時点で2億6000万円を拠出する見込で、2012年3月期の連結決算で、同額を特別損失として計上する予定。
なお、基金からの脱退には、基金の理事会・代議員会の同意と厚生労働省の認可等を取得する必要がある。
日本石油輸送 決算/4~6月の売上高4.5%増、営業損失6600万円