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JR貨物/ダイヤ改正後の状況

2013年04月11日/3PL・物流企業

日本貨物鉄道(JR貨物)は4月10日、ダイヤ改正後3週間が経過したことで、ダイヤ改正後の利用状況について公表した。

ダイヤ改正では、吹田貨物ターミナル駅の開業、百済貨物ターミナル駅のリニューアル開業、東京地区での隅田川駅リニューアル開業など、輸送体系の見直しを行ったもの。

吹田、百済の関連では、今まで梅田駅を利用頂していた顧客が、着貨物を中心に百済貨物ターミナル駅に比較的多くシフトしている。百済発着列車の利用がダイヤ改正直後から増加したのに対し、吹田貨物ターミナル駅発着列車の利用はこれから徐々に増えていく見通し。

隅田川駅は、東京貨物ターミナル駅との間で運転を開始したシャトル列車4往復の利用が好調で、同駅で中継する西日本から東北・北海道方面の貨物(下り)、北海道・東北からの農産品、紙(上り)の輸送が増加している。

新設列車では、福山レールエクスプレス号が、3月25日より東京貨物ターミナル駅~吹田貨物ターミナル駅間で運行を開始した。運行状況、利用状況とも順調に推移している。

東京~札幌間の隅田川駅~札幌貨物ターミナル駅間で運行を開始した新設列車は、下りは雑貨、上りは農産品主体で3月の最終週は90%近い利用状況となった。

速達化列車は、今回の改正で30分以上の時間短縮を行った速達化列車17本のうち、11本が80%以上の利用状況となった。

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