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オリックス不動産/兵庫県に植物工場を開設

2013年09月18日/生産

オリックス不動産は9月17日、兵庫県養父市でリーフレタスなどを栽培する完全人工光型植物工場を開設すると発表した。

兵庫県養父市から廃校となった旧南谷小学校を賃借し、体育館内に完全人工光型植物工場を建設、運営し、リーフレタス(非結球レタス)を栽培するもの。

11月に着工し、栽培テスト開始を2014年3月予定とし、栽培は2014年6月を予定している。

完全人工光型植物工場でのリーフレタス栽培は、外気を遮断し無農薬での栽培が可能で、異物混入のリスクが少なく、季節や天候などの影響を受けにくく、洗浄工程コストが削減でき、環境への負荷の低減や、栄養価を保つメリットがある。

連作障害の心配がないことから、多段(8段)栽培により高効率で安定的な生産ができ、栽培事業開始後、半年で1日あたり約3000株、年間約100万株(84トン)の生産体制を目指す。

販売は、地元企業の協力や、食品スーパー、外食産業など、オリックスグループの全国支店ネットワークを活用した取り引き先の開拓を予定しており、グループが運営する宿泊施設でも提供する。

■施設概要
所在地:兵庫県養父市大屋町門野地内(旧南谷小学校)
体育館床面積:約482㎡
構造・規模:鉄骨造/地上2階建
栽培方法:完全人工光型植物工場(小面積で高収穫、無農薬栽培、蛍光灯を光源とした森久エンジニアリングの反射板特許技術を使用)
栽培棚数:11列8段式、高さ7m
生産品目:リーフレタス
事業協力:森久エンジニアリング(植物工場トータルエンジニアリング)等

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