グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(以下:GLP)は11月14日、中国に特化した物流インフラファンド「CLFファンドⅠ」を設立した。
中国で拡大する国内消費と、先進的物流施設が不足している好機をとらえるため、物流施設の開発に30億米ドル(約2947億5000万円)を投資する。
GLPのほか大手グローバル6機関投資家が投資する。GLPはアセットマネージャーとなり、ファンドの56%を共同出資することで、パートナー機関投資家と共に利益の拡大を目指す。
15億米ドル(約1473億7500万円)のエクイティーをコミットし、今後3年間で借入金を含む投資規模
は30億米ドル以上(約2947億5000万円)になる。
中国におけるGLPの開発実績は、ポートフォリオは過去9年間で複合年間伸び率68%拡大し、竣工済み施設の総延床面積は820万㎡となっている。
180万㎡の賃貸可能面積を生み出す規模の開発用地をファンドの初期投資とし、今後の開発には豊富な予約契約済用地を活用する。
ファンドに代わって中国での開発資金を調達するため、中国招商銀行から10億米ドル(約982億5,000万円)の信用枠を設定した。
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