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インフォアジャパン/前年比44%増の売上高、SCM等が貢献

2014年04月24日/IT・機器

インフォアジャパンは4月24日、事業戦略について説明し、第3四半期では売上高が前年比44%増を達成したと発表した。

<尾羽沢功社長>
20140424infor - インフォアジャパン/前年比44%増の売上高、SCM等が貢献

インフォアジャパンの尾羽沢功社長は「昨年7月に発表した3年で2倍にするとした売上高は、順調に推移し、2013年度第3四半期では44%増と目標を上回る数字となった。既存顧客への対応強化と新規顧客の獲得、さらに、これまでのERP中心からSCMなどの周辺ソリューションを提供できたことが大きい」と述べた。

パートナー企業との協業強化も大きく、2014年会計年度内でも、インフォセンス、DHI、日揮情報システム、ネオアクシスの各企業が新しくIPN(InforPartnerNetwork)の契約会社となった。

インフォアジャパンのFY15(2014年6月~)での注力分野は「クラウド事業」、「包括的パートナーシステムエコシステムの構築」、「マイクロバーティカルに特化したソリューションの展開」の3点。

特に、クラウド事業への取組みが中心になるという。機密性の高いデータを扱う基幹業務システムにおいて、導入・運用コストの削減や災害対策の観点から、オンプレミス(自社運用)ではなく、クラウドを導入する企業が増加。

米国インフォア本社が発表した業種特化型クラウドサービス「InforCloudSuite」を日本でも展開していく予定だ。また、従来のホスティングやSaaSモデルだけでなく、今後パートナーと連携し、IaaS(コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤)上での企業向け製品群の提供も予定している。

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