サトーは6月17日、世界的に統一されたルールに基づき化学品の危険有害性情報を開示するシステムであるGHSに対応したラベルで、デジタル印刷機「High彩(はいさい)」による高品質でエコ素材ラベルの提供を開始したと発表した。
ラベルの基材にCO2を削減する技術「エコナノ」を使用。通常のラベルと比較して焼却時に発生するCO2を約20%削減する。
小ロット生産や1枚ずつ異なる情報(連番・注意書き等)を印刷することが可能。「High彩」は高精細印刷な上、印刷したラベルにかすれやごみが付着していないかを調べる検証装置を設置し、高品質なラベルを提供する。
今後、「エコナノ」によるCO2削減効果と必要枚数分のみ手配できる特徴を活かし、少量多品種のGHS対応ラベルを必要とする化学メーカーの顧客の環境負荷の低減、在庫管理の手間やコストの削減につなげるとしている。
サトー/液体入りガラスボトル専用RFIDタグ開発、棚卸時間90%削減