イオンとイオングローバルSCMは12月16日、日本貨物鉄道と共同で進めている「イオン鉄道輸送研究会」が、経済産業省の定める「グリーン物流優良事業者表彰」で、「経済産業大臣表彰」を受賞したと発表した。
日曜日に運休となる運行ダイヤを活用して貨物輸送用の臨時列車を運行することで、イオンをはじめとする異業種の荷主企業の幹線輸送に関して鉄道輸送へのモーダルシフトを推進し、CO2排出量削減や繁忙期の輸送力向上を図った取り組みが評価されたもの。
イオン鉄道輸送研究会は、輸送をトラックから鉄道に切り替えるモーダルシフトによってC2の排出量を削減することや、トラックドライバーの業務環境改善等を目的として2010年に発足し、現在、メーカーや物流事業者など32社が参加している。
同研究会はこれまでにもアパレル商品の幹線輸送や、物流センター・工場への商品納品に鉄道を活用することや、参加企業同士の幹線輸送の往復運行の実施などに取り組んできた。
鈴与/CO2 排出量シミュレーションシステムWebサイトで公開