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eグローバル/EC業者に物流アウトソーシングサービスをリリース

2016年10月20日/物流施設

eグローバルは10月20日、物流アウトソーシングサービス「Mr.LOGI(ミスターロジ「Mr.LOGI」)」を正式にリリースした。

「Mr.LOGI」は、EC事業者と倉庫事業者を、Web上で一元的にマッチングし、オペレーションや決済まで完結させる新しい物流アウトソーシングのWEBサービス。

スタートアップから月間5000個程度までのEC事業者を対象とし、初めて物流アウトソーシングを検討する場合の活用を想定している。

最適な倉庫を探索し、契約締結まで至るマッチング機能を有している。

初めて物流アウトソーシングを検討するEC事業者にとっては、物流の専門用語や見積りの内容や見方、料金の相場観に関する敷居の高さに加えて、そもそも比較しようにも、各倉庫事業者の業務内容や見積りを横比較することが難しいという問題があった。

倉庫事業者の取扱実績等、EC事業者が見たいポイントをデータベース化するとともに、EC事業者にとって望ましいと思われる標準的なサービス仕様を定義し、その仕様を前提に各倉庫事業者が自社のPRポイントや概算見積りを予め入力するようにした。

EC事業者は自社の情報を入力することで、最適な倉庫を比較しながら、簡単に探せるようになった。さらには、探索した倉庫から正式見積りの取得、契約締結まで行うことができる。

倉庫事業者との日々の入出荷・在庫管理・請求・決済・データ分析といった物流支援機能。

マッチング機能により、倉庫を選択したEC事業者は、「Mr.LOGI」が標準仕様に基づき提供するインターフェースを用いて、オペレーションや倉庫事業者への支払、在庫回転率等のデータ分析を行うことができ、1つのアカウントで倉庫探索からオペレーションや商品管理までシームレスに進めることができるようになる。

実現には、eグローバルがロジスティクス・ソリューション事業を通じて培ったノウハウの他、資本・業務提携先であるロジコンシェルが全面的に協力。

ロジコンシェルは、全国に150社以上の物流事業者とのネットワークを有している他、通販エキスパート検定の問題作成や公式テキストの執筆、通販の業界団体や企業で講師などを務めている。両社一体となって、より一層わかりやすく使いやすいサービスへ改善していくとしている。

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