ヤマト運輸と業務用パッケージソフトベンダーのピー・シー・エー)は11月21日、ピー・シー・エーが提供する中小・中堅企業向け基幹業務クラウドサービス「PCAクラウド」とヤマト運輸が提供するビジネス向け会員制サービス「ヤマトビジネスメンバーズ」のクラウド型送り状発行システム「B2Web」を連携し、「PCAクラウド」から宅急便の送り状発行ができるようにしたと発表した。
サービス対象は、販売管理システム「PCA商魂Xクラウド」を利用の顧客が対象。
サービス内容は、販売管理システム「PCA商魂Xクラウド」で登録した受注伝票・売上伝票の情報を、ピー・シー・エーが新たに開発した「B2Web送り状連携」アプリによって「B2Web」と連携し、「PCAクラウド」での宅急便の送り状発行を可能にする。
利用方法は、初回のみ、「PCAクラウド」と「B2Web」の紐づけ設定をする。連携に必要な「B2Web送り状連携」アプリは、特設サイト(http://pca.jp/yamato/)から無料でダウンロードできる。
顧客は「PCA商魂Xクラウド」に受注伝票・売上伝票の情報を登録するだけで宅急便の送り状発行ができるので、業務の効率が向上する。
発行された送り状番号は「PCAクラウド」に登録され、受注伝票や売上伝票と送り状番号を紐づけることが可能になり、「PCAクラウド」から簡単に配送状況を確認できるようになる。また、スマートフォンやタブレットでも確認できる。
なお、販売管理や送り状発行といった個別の業務の効率は高まる一方で、今までは「PCAクラウド」から宅急便の送り状発行ができなかったため、多くの顧客からの出荷作業での手間や作業時間・人的コストを削減したい、といった要望が多く寄せられていたという。
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