SBSホールディングスは1月5日、鎌田正彦社長が年頭所感で、ITを活用した車両の動態管理システムの開発スピードを上げると発表した。
鎌田社長は、「私は昨年シリコンバレーに視察に行った。自動運転車が公道を走るなど IoTの進化を目の当たりにして、日本でも10年以内に相当な自動化が進むだろうと確信した」。
「SBSグループでは、既に「カスピアンプロジェクト」というITを活用した車両の動態管理システムの開発も進行中だが、これらもさらに速度を上げて推めなくてはならない」と述べている。
その他、3PL事業は、新杉田・所沢・印西など、SBSグループでは過去最大となる5万坪の新規立ち上げが、ほぼ軌道に乗った。
初対面の人から「SBSグループのトラックを見たよ」と言われるなど、SBSブランドの浸透も実感するようになった。
ホームページへの問合わせが増えるといった嬉しさと共に、我々の社会的使命を強く認識した、としている。
なお、2017年SBSグループ方針は、「営業力とSBSブランド力の強化」「3PL事業の更なる強化」「物流不動産開発の推進」「M&Aの積極化」「海外展開の推進」を挙げている。
SBSHD/東大先端物流化学寄付研究部門設置5周年記念シンポ参加