日通総合研究所は2月28日、ロジゼミシリーズ「ASEANの加工食品市場とロジスティクス戦略」セミナーを開催する。
ASEANの食品市場と食品のロジスティクスにフォーカスし、マーケットの現状分析と、今後の戦略について解説する。
ASEANの一人当りGDPは3400ドル程度に過ぎないものの、大都市圏(インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム等)では既に1万ドルを超え、「消費市場」として大きな魅力を持っている。その中で、人々のライフスタイルや食生活の洋風化、加工食品の需要が急伸長し、外食産業を含む食品産業は有力な投資先となっている。
■開催概要
日時:2 月28 日(火)13:00~17:00(受付12:30~)
場所:日本通運本社ビル4階 会議室C (東京都港区東新橋1-9-3)
参加料:2万2000 円(税込)
定員:50名
■詳細・申し込み
https://www.nittsu-soken.co.jp/training/seminar/2016lz08
■プログラム
13:00~13:05 オリエンテーション
13:05~14:20
1.ASEANの経済環境
マクロ経済環境と将来予測
耐久消費財普及率と食品市場
流通構造の変化と食品市場への影響(モダントレードとトラディショナルトレード/ 外食市場)
14:30~15:25
2.ASEANの加工食品市場の現状
加工食品市場国別将来予測
国別加工食品カテゴリー比率
カテゴリー別市場分析(調味料・油脂類/ 麺類/ パン・シリアル類/ 調理済冷凍食品)
15:35~16:50
3.ASEANのロジスティクス上の課題と方向性
GMSにおけるクロスボーダー輸送
コールドチェーン整備の必要性
一貫パレチゼーションの可能性
ハラール物流のあり方
16:50~17:00 質疑応答
■講師プロフィール
魚住 和宏(うおずみ かずひろ)
味の素物流 理事
1981年、筑波大学第二学群比較文化学類卒業、同年味の素入社。
米国駐在(Heartland Lysine社 Sales & Marketing Director)、インドネシア駐在(Ajinomoto Calpis Beverage社 社長)を経て、グループ調達センター 原料グループ長、同 グローバル戦略グループ長、物流企画部専任部長等を経て、現在、味の素物流理事として主に味の素の海外法人のSCM改善に取り組んでいる。
味の素物流での業務の傍ら、神奈川大学非常勤講師(国際商取引論、貿易コミュニケーション)、流通経済大学客員講師等も務め、後世を担うロジスティクス人材の育成についても関心が高い。
問い合わせ
日通総研
ロジゼミ事務局
TEL:03-6251-3279(山内)
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