レンゴーは2月3日、段ボール製の恐竜クラフト「フクイラプトル」を福井県に寄贈したと発表した。
2月2日、福井県庁において贈呈式が執り行われ、2月6日~2月9日には県庁1階ロビーに展示されるほか、その後も、福井県勝山市の恐竜博物館に展示される予定。
福井県は、わが国屈指の恐竜の化石の発掘地として知られ、県内には恐竜博物館が設けられるなど、「恐竜」をテーマの一つとして地域の魅力を発信されている。フクイラプトルは、1989年から1999年にかけて実施された福井県恐竜化石調査事業において、同県勝山市で発見されたもので、日本で初めての全身骨格として復元され、恐竜博物館に展示されるとともに、肉食恐竜の進化の謎を解く鍵として期待されている。
レンゴーグループは、段ボール原紙を生産する金津工場をはじめ多くの工場が福井県内に立地している。金津工場では、現在、主力設備である抄紙機の改造が今秋完成を目指し進行中で、完成後は福井県経済のさらなる活性化や雇用促進に貢献できるものと期待される、としている。
段ボールをはじめとするパッケージは、地元経済と密接に関連しており、「地方創生」によりそれぞれの地域が、特色を持って発展していくことが極めて重要。レンゴーは、ローカライゼーションを事業方針の一つとしており、今般寄贈も地元と共に発展していきたいとの思いを込めて実施したもの。
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