国土交通省は3月1日、マレーシア・クアラルンプールで2月23日に開催した「第11回日ASEAN物流専門家会合」の開催結果を発表した。
会合では、ASEAN各国におけるグリーン物流に係わる現状が報告されると共に、日本において開催されているグリーン物流パートナーシップ会議を参考とした、今後のASEANでのグリーン物流の推進に向けた具体的な取組方法について議論し、合意した。
生活水準の向上や消費の高度化が進んでいるASEANにおいて高品質なコールドチェーン物流の構築が求められている状況へ対応するため、新たに「日ASEAN コールドチェーン物流プロジェクト」を立ち上げることを提案し、今後 ASEANの会議において議論していくことについて合意した。
参加者は合計35名。ASEAN側からは、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア(共同議長国)、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、ベトナム、の政府関係者、アセアン事務局、ドイツ国際協力公社(GIZ)、日本からは町田国土交通省総合政策局国際物流課長他が出席した。
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