ナブアシストと松尾アソシエイトは10月25日、「Navisia スマートデジタコ」を10月末から出荷すると発表した。
スマートデジタコとは、スマートフォンを活用した安価で拡張性を考慮した車両運行管理システム。
安価なデジタコ(DTS-E1)を採用し、デジタコ本体で取得する情報は最低限(速度、距離、時間)のものでよく、スマートフォンで取得できるデータ(GPS)と組み合わせて、走行データを通信経由でクラウドサーバに送信し、サーバでデータを蓄積する。
汎用的なスマートフォンとデジタコを連携することで、ローコストで高機能な運行管理を実現することが可能。
対応デジタコは国土交通省の認定要件を満たすDTS-E1Aで幅80㎜、奥80㎜、高25㎜で通常のデジタコに比べると極端に小さく、速度とエンジン回転情報のみを取得する。
これにスマートフォンを連携させることで、リアルタイムの運行管理や動態管理が可能となる。推奨スマートフォンは3つのモデルを用意しており、いずれもアンドロイドモデル。iOS対応は今のところ考えていないとのこと。
将来構想では、温度センサ、バーコードリーダ、携帯プリンタ、アルコールチェッカー、ドライブレコーダー、眠気検知システム等に対応していく予定だ。
2018年4月までに500台、2019年3月までに1万台の販売目標としている。