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Hacobu/垣根を超えたデジタル・ロジスティクスを目指す

2018年11月27日/セミナー

Hacobuは11月27日、垣根を超えたデジタル・ロジスティクス「MOVO FORESITE」を開催した。

<会場の様子>
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会場には、物流事業者、メーカーの物流担当者や学生など約350名が参加した。

「MOVO FORESITE」は基調講演、特別講演、スポンサー講演、それに3つのセッションを行った。

<Hacobuの佐々木太郎社長>
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挨拶にたったHacobuの佐々木太郎社長はまず、ボルボの運転席のない自動運転EVトラックコンセプトカー、「ベラ」の動画を上映した後、「非常に素晴らしいロジスティクスの未来ですが、何かもやもやとしたものを感じた。現在のロジスティクス業界はまだまだ紙に手書きのアナログの世界。いきなりこの世界に行くには、ロジスティクスに関する様々なデータがデジタル化していないことにある。その垣根を越えないと、ロジスティクスの未来は見えてこない。Hacobuが目指すのは、情報がデジタル化されたロジスティクスのプラットフォームを作ること。それも、個社だけでなく、様々な企業が参加できるオープンなプラットフォームを目指したい」と話した。

また、そのデジタル化についてのもう一面として「ロジスティクスのブランディングをしたい。ロジスティクスが学生などから、知的で魅力ある職場と思われるようにしないと、産業間の人材獲得に負けてしまう」と述べた。

<ディー・エヌ・エーの中島宏執行役員>
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次いで、ディー・エヌ・エーの執行役員の中島宏オートモーティブ事業本部長が「インターネットから見たロジスティクスの世界」と題して基調講演を行った。中島本部長は「様々なものがIoT化することは、周辺産業まですべて影響するということ。携帯電話を例に挙げると、音楽やゲーム業界といった周辺産業に始まり、ビジネスや一般社会生活まで大きく変化した。インターネットも同様。今、ロジスティクス業界も変わらないと、時代に取り残された産業になる」と述べた。

なお、「MOVO FORESITE」は基調講演、特別講演、スポンサー講演、それに3つのセッションを行った。

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