ジーエルサイエンスは12月14日、福島市の既存工場隣接地で、「福島工場 西A棟」を12月21日に竣工すると発表した。
敷地2万m2に延床面積3000m2の工場棟を建設。今後、設備を導入し、2019年4月の本格稼働を予定している。
新工場では、分析機器に取り付けるカラムと呼ばれる消耗品を製造。近年、水質や食品の分析が厳格化されていることや、世界各国で医薬品の研究開発や臨床試験が活発に行われていることから、製造量を2倍に増強し、拡大する製品需要に対応する。
なお、新工場の建設は、経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択されている。
■福島工場 西A棟の概要
所在地:福島市岡島字宮沢前15-26
敷地面積:2万585.2m2
延床面積:3211.92m2
構造:鉄骨造平屋建て
投資総額:20億円
主な用途:液体クロマトグラフ用充填剤・充填カラム、固相抽出用充填剤の製造
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