上組が5月10日に発表した2019年3月期決算短信によると、売上高2748億9300万円(5.2%増)、営業利益233億3200万円(1.5%増)、経常利益252億3500万円(2.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益183億8800万円(2.7%増)となった。
国内物流事業では、自動車やコンテナ、飼料原料の取扱い量が増加し、港湾運送関連及び倉庫保管事業が堅調に推移したため、売上高が2262億4100万円(2.3%増)と増加したが、営業利益は人件費や外注費が増加した影響で208億円(1.8%減)となった。
国際物流事業では、海外プラント貨物のプロジェクト輸送が減少したものの、海外連結子会社の増加の影響で売上高が341億9000万円(6.4%増)と増加したが、営業利益は輸送コストの増加などにより12億2900万円(17.8%減)となった。
次期は、売上高2800億円(1.9%増)、営業利益240億円(2.9%増)、経常利益261億円(3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益184億円(0.1%増)を見込んでいる。
兵機海運 決算/4~6月の売上高は33.9億円、営業利益1.8億円