オープンロジは5月14日、クラウド上でサービスを提供している「OPENLOGI Platform Connect」のWMS(倉庫管理システム)に倉庫現場の作業を可視化し、データを蓄積・分析できるLMS(レイバーマネジメントシステム:作業管理システム)機能の追加提供を開始したと発表した。
オープンロジがクラウド上でサービスを提供している「OPENLOGI Platform Connect」のWMSは、入出庫・在庫管理のような基本的な機能はもちろん、返品処理、未登録商品の処理、破損品の確認などのフローを定型化しており、倉庫内でよく発生するイレギュラーフローについてもシステム上で対応可能となっている。
そのため「いつ」「どのような事に」「誰が」「どんな対応をしたか」といった作業履歴が、WMSに残るようになっている。倉庫での商品破損・誤出荷・入庫ミス等の事故が発生した際、作業履歴を分析し、業務を見直す事で、同様のトラブルの防止対策が倉庫間で共有可能となり、大きく事故率が改善した事例も生まれた。
今回、作業履歴に加え、作業者一人ひとりの作業時間をデータとして蓄積し、分析することで倉庫現場の作業効率の改善を目指し、LMSを開発したもの。
提携倉庫でのLMSの機能テストの結果、業務改善に役立つデータが取得できたことから、「OPENLOGI Platform Connect」のWMSに追加導入できる機能として提供を開始した。
オープンロジ/統合コマースプラットフォームecforceとAPI連携