ハマキョウレックスが7月30日に発表した2021年3月期第1四半期決算によると、売上高286億3700万円(前年同期比3.6%減)、営業利益23億6700万円(5.0%減)、経常利益24億9000万円(5.8%減)、親会社に帰属する四半期純利益15億3800万円(0.7%増)となった。
物流センター事業では、新型コロナウイルスの拡大に伴うアパレルや百貨店、旅行関連の需要減少の影響で売上高が170億5600万円(0.5%減)と減収に。一方で、営業利益は売上減に応じた時間外労働の抑制や生産性の向上に取り組んだ結果、19億9100万円(5.2%増)と増益を確保した。
物流の新規受託件数は4社で、2019年度に受託した1社を含む5社すべてが稼働済み。物流センターの総数は、2019年度末から2か所増加し、119センターとなった。
貨物自動車運送事業は、新型コロナウイルスの影響で自動車関連の休業や特別積み合わせ事業の物量が大幅に減少し、売上高が115億8000万円(7.7%減)、営業利益が3億7400万円(37.2%減)となった。
通期は、売上高1210億円(1.2%減)、営業利益100億円(1.9%減)、経常利益103億円(3.0%減)、親会社に帰属する当期純利益60億円(3.7%減)を見込んでいる。
ハマキョウレックス 決算/4~6月の売上高8.0%増、営業利益11.3%増