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商船三井/WAKASHIO座礁・油濁事故で特設ページ開設

2020年08月31日/3PL・物流企業

商船三井は8月31日、ホームページ上にWAKASHIO座礁・油濁事故に関する特設ページを設けた。

<位置図>
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<座礁・油濁事故を起こしたWAKASHIO>
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掲載しているのは、「WAKASHIO号事故に対する当社認識と対応について」「本件に関する当社プレスリリース一覧」「資機材の調達・現地への輸送」となっている。

<現地で活動する社員>
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<現地調査の様子>
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<除去作業に有用な資材類>
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現場へは、商船三井の社員6名が、現地や関連する当局との連携、情報収集、油濁拡大防止・流出油回収の支援を目的として8月12日に現地に到着した。

現地では、モーリシャス政府の新型コロナ感染拡大防止策に基づき入国後14日間は外出が制限されていたが、その間も各相手先との情報収集・折衝と制限解除後の行動計画立案に注力した。6名のうち一部の社員は、例外としてコロナ対策の外出制限を解かれ、各組織との折衝や、各種会議に出席して発言するなどにも取り組んでいたが、8月27日からは、全員の外出が可能となり、現地対策会議や、関係当当局との協議などを行っている。

また、油濁除去等の現地での活動に必要な物資の保管管理と配送を行うべく、在庫物流管理に長けた専門家を物流子会社である商船三井ロジスティクスより派遣した。8月21日に日本を出発し、翌22日に現地に到着。

続いて社員複数名が8月中に日本を出発予定。12日に到着した第一陣と同様にコロナ対策として入国後14日間の外出制限が課される可能性があるが、受け入れ態勢及び入国後の制限や活動範囲を踏まえつつ、現地のニーズに合った活動を行うよう尽力するとしている。

■WAKASHIO座礁・油濁事故に関する特設ページ
https://www.mol.co.jp/sustainability/incident/index.html
■船の概要
船名:WAKASHIO(ばら積み貨物船)
全長・全幅:299.5メートル・50メートル
乗組員:20名(インド人、スリランカ人、フィリピン人)
船籍:パナマ
竣工年:2007年
船主:OKIYO MARITIME(長鋪汽船の関連会社)※商船三井が用船していた。

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