DHL/新型コロナウイルスワクチンの国際輸送を開始

2020年12月16日 

DHLは12月16日、新型コロナウイルスワクチンの国際輸送を開始したと発表した。

<イスラエル到着の様子>
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<ワクチンの搬送に取り掛かる>
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いち早く市民への提供を目指すイスラエル政府が、DHLエクスプレスとDHLグローバルフォワーディングにより運航されたフライトから、ワクチンの初出荷分を受け取った。

ワクチンを積んだDHLの最初のフライトは、先週の水曜日の朝にテルアビブのベン・グリオン空港に到着し、ネタニヤフ首相が貨物を受け取った。ドイツポストDHLグループの一翼を担うDHLグローバルフォワーディングも、更なるワクチンの追加のための専用チャーター機を手配し、現地時刻12月10日午後3時に到着した。今後も更なるフライトが到着する予定となっている。

イスラエルへの初便に加え、DHLでは世界各地のハブへワクチンを積んだフライトの準備に着手している。製薬、医療装置、治験や検査機関、販売者、そして病院や医療従事者がデジタルを通じたバリューチェーンで、治験から診療現場までの各ステップでそれぞれ相互に繋がるために、 9000名を超えるスペシャリストが、DHL専用のグローバルネットワークに従事している。

地球規模のロジスティクスプロバイダーに課せられるのは、ワクチン100億回分を超える前例のない規模のメディカルサプライチェーンを、30億人近くの人々が住むロジスティクスが未発展の地域も含め、いち早く確立させること。これには、20万パレットと1500万もの低温保冷ボックス、同様に1万5000便ものフライトが必要とされる。

260以上の専用機を有し、数多くのパートナーエアラインと220以上の国と地域に広がるハブとゲートウェーのネットワークをもつDHLは、新型コロナウイルスワクチンのワールドワイドな供給のための最適な選択肢となることができる。新型コロナウイルスワクチンの開発が、1年以内に加速されたことも前例がない。ワクチンの効果を確実にするためには、 輸送途上や保管において、厳しい温度要求(-80度以下)が課せられることになるとみられている。

DHLエクスプレスのGlobal Network Operation and Aviation のトラビス・コブ氏は「現在の危機は、社会が人々の健康を保つために必要な個人防護具や検査キットなどを確保するために、いかに国際ロジスティクスネットワークが欠かすことができないかを見せつけた。今、私たちは新型コロナウイルスに立ち向かうための次のステップに踏み出した。220もの国と地域にグローバルなネットワークをバックボーンにする私たちのチームは、準備ができています。 ― いつでも、 どこへでも配達する準備が」と述べている。

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