タイミーは12月22日、スキマバイトアプリ「タイミー」を利用しているワーカーを対象に「ギグワークに関する2020年の実態と2021年の展望」について実態調査を実施したと発表した。
<タイミー利用者が「やってみたいと思っている、注目している仕事」>
それによると、「やってみたいと思っている、注目している仕事」を問う設問では「物流倉庫での軽作業」を挙げる回答が58.8%で最多だった。次点は「在宅でできる仕事」の42.6%で、人に接触する機会が少ないイメージのある仕事に注目が集まった。
そのほかの調査結果によると、タイミーの登録者数は12月時点で前年比89万人増の160万人に。属性別では「会社員」の割合が30%を超えており、全体の85%がギグワークの利用は「副収入を得る手段」であると回答。報酬の使い道として最も多い回答を得たのは「生活費」で74.9%だった。
また、全体の約40%が「働いた先の環境が良ければ、正規雇用での登用を希望する」と回答。全体の90%以上が高い利用継続意向を示しており、2021年はさらにギグワークという働き方が広がっていくと想定している。
■調査概要
調査期間:12月11~18日
調査対象:タイミーアプリをダウンロードしているワーカー(有効回答数:2125)
調査方法:インターネット・リサーチ
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