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食品スーパー/在庫型センター活用率は保有店舗に比例傾向

2020年12月24日/物流施設

日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会は合同で食品スーパーマーケットの年次の統計調査を行ない、その結果を公表した。

この調査の中で、「保有店舗と売場、設備」の章の4番目に「センター」の項目を挙げている。これは、在庫型センター、通過型センター、プロセスセンターそれぞれの活用状況を調べたものだ。

<在庫型センターの商品カテゴリー(複数回答)>
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< 在庫型センターの商品カテゴリー(複数回答)/保有店舗数別、売場規模タイプ別、都市区分別>
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それによると、在庫型センター活用率は46.7%で、ほぼ半数近くが活用しており、前回調査とほぼ同じ水準である。活用されている商品カテゴリーは、「一般食品」が41.6%で最も高く、次いで「日用雑貨」25.2%、「日配品」18.6%の順となっている。保有店舗数別に見ると、26店舗以上の企業では「活用していない」の割合が低くなっており、保有店舗数の少ない企業に比べ活用されていることが伺える。

また、「一般食品」の割合が70%を超え大きく上昇する。都市区分別にみると、「一般食品」の活用割合が都市圏の企業で地方圏に比べてやや高くなっている。

通過型センター活用率は65.0%であり、活用されている商品カテゴリーは、「日配品」が最も高く、次いで「一般食品」、「日用雑貨」の順となっている。保有店舗数別に見ると、11店舗以上の企業ではすべての商品カテゴリーの活用割合が高くなっている。都市区分別にみると、日用雑貨をのぞく商品カテゴリーにおいて地方圏の企業での活用割合が都市圏に比べて高くなっている。

プロセスセンター活用率は45.1%で、回答企業の半数近くが活用している。活用されている商品カテゴリーは、「畜産」が32.9%で最も高く、次いで「惣菜」25.0%、「水産」21.3%の順となっている。「ベーカリー」の活用率が前回よりやや減少している。

なお、この調査はスーパーマーケットでの活動や課題についてアンケート調査を実施し、その結果を集計・分析してスーパーマーケットの経営に役立つデータや 指標を提供することを目的としている。

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