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横浜市/4月1日から環境に配慮した船舶入港制度拡充

2021年03月25日/物流施設

横浜市港湾局は3月25日、LNG燃料船とLNGバンカリング船に関する制度を4月1日から開始すると発表した。

<カーボンニュートラルポートのイメージ>
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横浜市では、港湾における脱炭素化の実現を目指し、カーボンニュートラルポートの形成に向けた取組を進めている。

横浜港においては、2017年から環境に配慮した船舶の寄港の促進を図るインセンティブ制度を実施しているが、このたび、カーボンニュートラルポート形成の一環として、環境にやさしいLNGを燃料とする船舶の普及・寄港促進を図るため、新たにLNG燃料船及びLNGバンカリング船に関するインセンティブ制度を創設し、環境に配慮した船舶の入港を促進する制度を拡充するもの。

それによると、インセンティブでは、LNG燃料船は、入港料は全額減免、岸壁使用料は減免なし、LNGバンカリング船(LNG以外の燃料も供給可能な設備を有する船舶)は、入港料全額減免、岸壁使用料は全額(75%相当額)となっている。

なお、IMO(国際海事機関)による船舶からの排出ガス規制の強化に伴い、新たな船舶燃料として、従来の重油と比べて環境負荷の小さいLNG(液化天然ガス)への転換が進められている。

横浜港において、国際的な環境対策にいち早く貢献するとともに、国際戦略港湾である横浜港の国際競争力強化のため、インセンティブを創設したもの。

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