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デカルト/ONEがデジタル貨物予約プラットフォームを発表

2021年05月13日/IT・機器

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デカルトシステムズは5月13日、世界で6番目に大きいコンテナ船舶会社であるシンガポールを拠点とするOcean Network Express(ONE)が、パイロットプログラムの一環として、Descartes Kontainersソリューションを使用して、アジア11か国での貨物輸送業務の荷主向けサービスのデジタル化を開始したことを発表した。

<ONE QUOTE紹介動画(英語)>

Descartes Kontainersソリューションは、世界中の船会社、貨物輸送業者、海上輸送仲介業者(OTI)、および非船舶運航共通運送業者(NVOCC)の見積もり、予約、追跡、ダッシュボード分析を含む、完全にデジタル化された顧客体験を促進する。

デジタル貨物実行プラットフォームにより、これらのロジスティクスサービスプロバイダー(LSP)は、顧客向けにブランド化されたオンラインセルフサービスエクスペリエンスを迅速に作成できる。デカルトは、最近PortrixLogistics Systemsを買収したことで、貨物輸送業者に顧客をに魅力的な料金を管理するための包括的なデジタルソリューションを提供できるようになった。しかし、このソリューションは、LSPが既存のレート管理およびバックオフィスシステムへの投資を抑えながら、標準化されたAPIを使用してデジタルカスタマーエクスペリエンスを迅速に実現するのにも役立つ。大規模な運送業者やONEなどのLSPでさえ、わずか数か月で顧客に貨物を予約させることができる。

ONEのマーケティング&コマーシャルの辻井博樹マネージングディレクターは「今日の荷主は、より効率的で合理化されたエンドツーエンドの貨物予約体験を必要としている。Descartes Kontainersを搭載した新しいデジタルプラットフォームONE QUOTEの提供開始により、顧客はいつでもどこでも輸出出荷と予約の即時見積もりを受け取ることができる。これは、従来の手動タスクを完全に自動化するワンストップサービスだ」と述べている。

デカルトのグラハムパーカーデジタル貨物ソリューション担当バイスプレジデントは、「顧客対応業務のデジタル化への移行が加速するにつれて、料金、見積もり、およびインターネット対応デバイスで貨物を予約してオンデマンドで追跡する機能を提供できる主要な実行プラットフォームを持つことがますます重要になっている」と話している。

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