デカルト・データマインは8月20日、7月分の日本発米国向け(東航)と、6月分の米国発日本向け(西航)の海上コンテナ輸送量(TEU)実績データを発表した。
それによると、東航の7月実績はアジア域内へのトランシップ分を含む日本受け荷受地ベースで5万6643TEU(前年比49.6%増)となった。前月比は23.3%増で5か月連続の前年比増加となり、コロナ禍以前の数量に戻った。
第3国へのトランシップ貨物は1万7404TEU(前年比101.2%増)と倍増。前月比は23.3%増で、貨物全体に占める第3国トランシップ率は30.7%と3か月連続で30%を超えた。
また、アジア域内からの差込貨物を含む日本発母船直航ベースでは3万9513TEU(前年比18.9%増)となった。前月比では25.0%増となり、荷受地ベース程ではないまでも、コロナ禍からの回復が顕著となった。
一方、西航の6月実績は最終仕向国ベースで5万2546TEU(前年比3.7%増、前月比19.0%減)、母船直航ベースでは4万4327TEU(前年比4.1%減、前月比22.3%減)となった。
また、上半期では最終仕向地ベースで前年比0.5%増となり、アジア域内では中国につぐ第2位の貨物量となった。
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