国土交通省は12月22日、9月分の内航船舶輸送統計月報の概要を発表した。
それによると、9月の総輸送量は2590万8000トン(前年同月比8.3%増)、127億1900万トンキロ(7.5%増)で、コンテナ及びシャーシ扱いの輸送量は、それぞれ160万6000トン、77万4000トンとなった。
主要10品目のトンベースでの対前年同月比は、砂利・砂・石材が9.5%減、石灰石が22.2%増、セメントが1.9%減、鉄鋼が23.7%増、石炭が3.2%減、原油が19.3%減、重油が22.4%増、揮発油が2.9%増、その他の石油及び石油製品が54.2%増、化学薬品が2.2%増。
トンキロベースでは、砂利・砂・石材が4.7%増、石灰石が17.2%増、セメントが0.9%減、鉄鋼が26.7%増、石炭が6.3%減、原油が8.0%減、重油が15.9%増、揮発油が4.5%増、その他の石油及び石油製品が49.9%増、化学薬品が5.1%減だった。
燃料消費量の合計は1億9144万2000リットル(5.2%増)で、航海距離の合計は1114万2000km(9.7%増)。
輸送効率は内航船舶の合計が39.5%で、用途別では貨物船が41.2%、油送船が36.4%だった。