SBS東芝ロジスティクスは5月16日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2022」(5月10、11の両日開催)で、物流センターなどの現場改善を対象として四日市ロジセンター、北関東支店検見川分室の改善事例を発表した。
今回で36回目となる同大会では、全国の物流現場改善事例の中から選考された25の優秀事例を2日間にわたって発表され、会場とオンラインで366名が参加。2018年から5回連続の発表となる同社からは、前年8月の社内改善発表会で最優秀賞を受賞した2つの改善事例を披露した。
<四日市ロジセンターの発表>
<四日市ロジセンター発表者の米田さん(右)と富永さん(中央)>
四日市ロジセンターは、『リモートによるシンガポール海外倉庫の立上(コロナ禍でのNew Normal対応)』と題し、コロナ禍での海外倉庫立上げにあたり、現地従業員への教育や倉庫環境整備を遠隔指導で実施し、国内同等の品質レベルを維持した倉庫を立上げた取組みを紹介した。
<北関東支店検見川分室の発表>
<北関東支店検見川分室発表者の二本柳さん(右)>
一方の北関東支店検見川分室は、『ダイバーシティ推進による組織風土の活性化(女性従業員に優しい倉庫環境づくり)』と題し、女性作業員の目線に立って倉庫環境の改善を行い、作業負荷の軽減により作業工数の改善を図り、女性・高齢者でも働きやすい職場環境づくりに取り組んだ事例を発表した。
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