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住友商事、SMFLみらい/大阪府高槻市で物流施設着工

2022年06月10日/物流施設

住友商事とSMFLみらいパートナーズは6月10日、両社にとって初の共同物流施設事業となるマルチテナント型物流施設「NEWNO・SOSiLA高槻」(大阪府高槻市)を着工した。

<「NEWNO・SOSiLA高槻」完成イメージ>
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建設地の高槻市は、大阪、京都の2大都市の中間に位置し、地理的優位性から近年では物流の要衝としても注目されている。新名神・名神高速道路「高槻IC」から4.8km、名神高速道路「茨木IC」から6.8kmと広域配送に適し、最寄駅からバス通勤も可能な従業員確保に優れた立地環境を有している。

建設する建物は、敷地を最も有効活用できるボックス型施設で、規模は地上4階建て(倉庫3層)延床面積2万9000m。有効天井高6.5m、パレット4層積に対応、2・3階は床荷重2.0トン/m2で紙・飲料などの重量物の保管にも適した仕様となっており、2テナントへの分割貸しが可能だ。竣工は2023年5月を予定している。

<地図>
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住友商事が開発する消費地近接型物流施設「SOSiLA」シリーズは、語源であるSociability(社会とのつながり)・Sustainability(環境への配慮・持続的成長)・Individuality(人と労働環境への配慮)の3つをコンセプトとし、「人と社会をつなぐ物流施設」の実現を目指して開発を進めている。竣工済物件は全国で計14棟(延床面積21万坪超、資産規模1900億円)におよび、今後も首都圏・関西圏を中心に全国で開発を推進していく方針。

一方、SMFLみらいパートナーズは2021年7月に「Make a New Normal(未来のあたりまえをつくる)」をコンセプトに不動産ブランド「NEWNO(ニューノ)」を立ち上げ、これまでに4件の物件を展開している。「NEWNO・SOSiLA高槻」は「NEWNO」初の物流施設アセットの取り組みとなる。

住友商事とSMFLみらいパートナーズは「NEWNO・SOSiLA高槻」を皮切りに、今後も両社のシナジーを生み出す協業の取組みを推進していくとしている。

■「NEWNO・SOSiLA高槻」物件概要
所在地:大阪府高槻市南庄所町
最寄駅:阪急京都線「高槻市駅」2km
アクセス:新名神・名神高速道路「高槻IC」4.8km
名神高速道路「茨木IC」6.8km
敷地面積:1万4009.49m2(4245.3坪)
延床面積:2万9017.56m2(8793.2坪)
構造・階数:鉄骨造4階建
着工:2022年6月
竣工:2023年5月

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