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西鉄/9月1日、博多区東那珂でロジスティクスセンター営業開始

2022年09月02日/物流施設

西日本鉄道国際物流事業本部は9月1日、福岡市博多区東那珂に、物流新拠点「福岡ロジスティクスセンター」を営業開始した。

<福岡ロジスティクスセンター(清水建設提供)>
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福岡ロジスティクスセンターは、同社が運輸、不動産、流通、レジャーサービスなど、地域に根差した事業を展開している九州の地で物流事業でのフラッグシップとなる。九州の製造業、とくに自動車産業や、今後飛躍的に成長が見込まれる半導体および関連産業のサプライチェーンの最適化に貢献する。

この施設は福岡空港の貨物地区から1㎞圏内、福岡都市高速環状線・半道橋インターチェンジからは500mと近く、博多港からも7㎞圏内と航空・海上輸送サービスの提供に適した立地にある。この立地優位性を活かし、サービスの充実・品質の向上を図ることで、九州発着の輸出入貨物の取扱いを拡大する。また、航空・海運の輸出入、倉庫業務を取り扱う各部門が入居することで全てのモードでの物流ニーズに対応できるような体制を整えている。

温度調整機能を備えた冷蔵倉庫を有しており、生鮮食品・生花などの保管が可能。さらに、西鉄運輸と協働し、保冷保管・保冷輸送を繋げたコールドチェーンを構築することで、西鉄グループにおけるシナジーを追求し、アジアを始め世界で需要のある九州の農水産物、酒類の輸出拡大に寄与する。

その他、非常用電源を設置しBCPに対応するほか、共同配送ならびに再利用可能な器材の導入など、ESG視点の取組みを推進していくとしている。

■ 「福岡ロジスティクスセンター」概要
所在地:福岡市博多区東那珂二丁目1番51号
営業開始日:2022年9月1日
敷地面積:5575m2
延床面積:1万1558m2
倉庫:9501m2
事務所:1430m2
トラックバース:627m2
建物構造:RCSS 造(一部鉄骨造)地上4階建、各階天井高5.5m
床荷重:1階 2t/m2、2~4階 1.5t/m2
倉庫仕様: 4階空調倉庫、3階冷蔵倉庫、空調倉庫、2階空調倉庫、1階常温倉庫(保税倉庫)
土地建物所有者:清水建設 「S.LOGi (エスロジ)福岡空港」

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