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JR貨物/上半期のコンテナ貨物0.8%減、8月の大雨等影響

2022年10月12日/調査・統計

JR貨物が10月12日に発表した2022年度上半期の輸送動向によると、コンテナ貨物は889万4000トン(0.8%減)、車扱は357万9000トン(2.8%増)で、合計1247万3000トン(0.2%増)となった。

コンテナは、新型コロナウイルスに伴う需要低迷に加えて、8月の北海道・東北・北陸地区を中心とした大雨に伴い一部不通区間が生じた影響で、積合せ貨物、家電・情報機器、食料工業品、他工業品を除く品目で前年を下回った。

エコ関連物資は、建設発生土の輸送が2021年7月に終了したため前年を下回った。

農産品・青果物は、北海道地区で玉葱が前年の夏季干ばつによる作柄不良に伴い低調に推移したほか、野菜類が大雨による災害影響等により減送となった。

紙・パルプは、紙需要減に伴う生産減により前年を下回った。

積合せ貨物は、2021年10月からのブロックトレイン運転開始等で前年を上回った。

家電・情報機器は、エアコンの需要回復や前年に山陽線が不通となっていた反動で増送となった。

車扱は、石油が新型コロナウイルスの影響緩和によりガソリンを中心に前年を上回った一方、石灰石は前年を下回った。

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