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プロロジス/つくば市と協定、インキュベーション施設を開設

2022年10月17日/物流施設

プロロジスは10月17日、「つくば市とプロロジスとのスタートアップ推進に関する連携協定」を10月14日に締結したと発表した。

<締結式の様子 右がプロロジスの山田御酒会長兼CEO、左がつくば市の五十嵐立青市長>
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これは、つくば市のスタートアップ推進に関し、両者が相互に連携し、互いの持つ資源を活かした事業に協働して取り組むことにより、つくば市における地域社会及び地域経済の持続的な発展に寄与することを目的とした取り組み。

<inno-base_TSUKUBA 実証実験エリア 完成イメージ>
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<inno-base_TSUKUBA 共用ラウンジ 完成イメージ>
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連携協定の主な内容は、「つくば市スタートアップ登録制度」登録企業の「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」の利用、「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」利用者のつくばスタートアップパークの利用の特例、連携イベントの実施、実証実験の協力、となる。

プロロジスは、2023年に竣工予定の「プロロジスパークつくば3」の敷地内に、オフィス、シェア倉庫、さらには実証実験エリアを備えたインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」を初開設する。同施設は2023年4月に開所予定で、物流施設に併設して、スタートアップの事業成長にも寄与する小型オフィス・実証実験エリア・シェア倉庫をあらかじめ整備し、提供するのは同社では初めての取り組み。

「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」の企画・運営は、起業支援のプロフェッショナル集団として数多くの実績を持つツクリエに委託し、物流業界のみならず、最新技術の実証実験や新製品の評価・検証の場所を必要とするアーリーステージのスタートアップ企業の利用を促す。

なお、「プロロジスパークつくば3」はZOZOの専用(BTS型)物流施設として賃貸借契約を締結しており、物流拠点「ZOZOBASEつくば3」として、満床で稼働開始予定だ。

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